大泉讚 百碗展

展覧会について


詩人で版画家の父のもと宮城県に出生、母親の知人の紹介で美濃市の陶芸家吉田喜彦氏に弟子入りする。その後小山冨士夫に弟子入りするが、2年後小山冨士夫氏他界により独立を決意し、「南蛮を焼く」ために瑞浪市日吉に蛇窯を築いた。

以来、二人の師から受け継いだ技と知恵、自らの感性を基にふくよかで温かみのある作品を生み出してきた。作品は南蛮から焼締、唐津、白磁・・と広がり、いずれも作家ならではの趣がある。土は作品に応じ、琵琶湖周辺、信楽、多治見、時には山形の土を自ら調達する。

独立から45年が過ぎた。今展ではこれまでの集大成ともいうべき展覧会となる。南蛮、伊羅保、刷毛目、白磁、唐津等の茶碗百点を展示いたします。

併せて作家の茶碗を使った「新春碾茶会」を催します。ご来場をお待ち申し上げます。(芽楽)

  

 ■作家メッセージ


千年以上昔に中国茶文化を取り入れ、


その姿を今に残す日本の茶文化に


私も参加できているような気がして嬉しい。


土の器を茶碗として作れることが


私の人生を豊かにし、


深い生き方を教えてくれる。


大泉讃


大泉


大泉た


大泉せ


大泉し


大泉き


大泉